疲れた

毎日疲れている。朝は8時には出かけて夜まで仕事。帰ってきても仕事。週末もずっと仕事。そんな日々が過ぎて明日から週末までは夏休み。ぅわ〜ぃ。
いつもどこかに勤めると最初の1〜2週間はなかなか新しい環境に慣れず自分のペースを出せないのはわかっているのでそれなりの覚悟はしていたのだけど、歳のせいだか、子供たちのことでばたばたしていたせいか、今回はそれが1カ月もかかってしまって、我ながらかなり辛かった。でももう大丈夫(たぶん)。夏休み前の昨日〜今日の2日間でやらねばならなかった仕事をパチリと予定通り済ませられたので気分も落ち着いたし、だいたい社内の様子も今後の課題も見えてきた。
うちの社内には自分自慢をする上層部の方が多くいらして、実際できる方々だし(たぶん)自信をお持ちなのは良い事なのだけれど、前回の日記の内容にもかぶるが、あまりそういう事を声高に言いすぎるのもいかがなものなんだろうと思う。「おまえらそんなこともできんのか」「俺ならそんなこと屁でもない」みたいなことをたくさん聞かされて下のスタッフたちはへこみまくりである。私はへこまないが。
人には得手不得手さまざまあって、例えば実作業でのスキルの低い新入社員でも「この人のこういうところは素晴らしいな」という部分はよく見ていればそれぞれにいろいろ見つかる。でも指示する立場で、自分の要求に対して自分の理想通りのレスポンスが返ってこないとついついそれが見えなくなってしまうようなのだ。木を見て森を見ず、まだまだ育つ可能性のある若木を「なぜできないんだ、おまえはできないやつだ」とあっさり見放して、結果、土壌はますます濁っていく。まったくもってもったいない話だ。
という仕事の愚痴だけれど、そういう話を上長にせねばならぬと思っているのです。なにせできたばかりの青々としたベンチャー企業、上長も私よりうんと年下です。痛々しいほどに頑張っている、上司も部下も。なのに空回り。悪循環。向かうところはひとつ、同じはずなのに。
「どげんかせんといかん」。
ちょっと変わったプログラマーの方がいらして、その方が今日ぽつりと「みんなそこに愛がないので良いものができない」みたいなことをぼやいていらして、すごく同感でした。仕事をしていていつも思う、「ユーザーに喜んでもらいたい」「お客さんが喜んでくれるのが何よりのしあわせ」といった気持ちは「無償の愛」に近い感覚だと思うのですが、それこそが、良いものを作る原点だとやはり私は思います。
まだまだ頑張るよー。